契約書類の代理作成


契約書類の代理作成

 行政書士は「権利義務に関する書類」「事実証明に関する書類」の作成とその代理及び相談を業としています。

○「権利義務に関する書類」

 主なものとしては、各種契約書・遺産分割協議書・示談書・内容証明・告訴状・告発書・上申書・始末書・定款等があります。

(契約書の例)
建物売買契約書

売主甲と買主乙は、次のとおり契約を締結した。

第1条 甲は、平成○年○月○日、乙に対し、甲所有の後記表示の建物(以下、「本物件」という。)を代金○○円で売り渡し、乙はこれを買い受けた。
第2条 乙は、甲に対し、平成○年○月○日、本物件の売買代金全額を支払い、乙はこれを受領した。

(物件の表示)
以上のとおり契約が成立したことを証するため、本書2通を作成し、各自署名押印のうえ、各1通を保有する。

平成○年○月○日
売主 甲  (印)
買主 乙  (印)

○「事実証明に関する書類」

 主なものとしては、各種議事録・会計帳簿・申述書等があります。

(株主総会議事録の例)
株主総会議事録

平成○年○月○日当会社本店において、株主総会を開催した。

発行済株式の総数 ○株 当会社株主の総数 ○名 総株主の議決権の数 ○個
出席した株主の数 ○名 出席した株主の議決権の数 ○個

定刻、代表取締役 ○○は、議長席に着き、開会を宣し、上記のとおり定足数に足る株主の出席があったので、本総会は適法に成立した旨を述べ、直ちに議案の審議に入った。

議案 取締役の改選に関する件
議長は、取締役○○が本総会の終結と同時に任期満了により退任することになるので、その改選の必要がある旨を述べ、その選任方法を諮ったところ、出席株主の中から議長の指名に一任したいとの発言があり、一同これを承認したので、下記の者を指名し、この者につきその可否を諮ったところ、満場異議なくこれに賛成したので、下記のとおり就任することに可決確定した。 取締役 ○○

 議長は、以上をもって本日の議事を終了した旨を述べ閉会した。

 平成○年○月○日 ○○株式会社 議長兼代表取締役 ○○  (印)

※ここに掲載したのは一例です。それぞれのケースにより、記載すべき内容は異なります。詳しくはお近くの行政書士にご相談ください。

 

行政書士に業務を依頼することを検討されている方は→連絡先


東京都行政書士会 多摩西部支部 お問合せ先はこちらへ